将来は医療関係の仕事に就きたいと考えていました。高校生の時に様々な医療職を調べて行く中で、薬剤を使って治療を行う薬剤師という職業に興味を持ったのがきっかけです。
就職先を選ぶにあたり、就職を期に実家を出ようという考えもあったので、実家から程よい距離の茨城県内で病院を探しました。病院の規模やその地域での役割など、様々な条件で調べていき、そこで興味をもったのがＪＡ茨城県厚生連の病院でした。特に茨城西南医療センター病院は中規模病院でありながら、県西地域の中核病院として第三次救急医療も展開しているので、この病院であれば薬剤師として大きく成長できる、と考えました。実際に見学させてもらい、薬剤部の雰囲気も良く、皆さんが快く受け入れてくれたので、ここで働こうと応募しました。
実際に薬剤師として働いてみると、学校の座学だけでは知識が足りないというのが分かりました。薬の知識はあっても、実際に患者さんの疾患や状態を理解していないと、投薬して良いのか、また、使用量についてなどの判断が難しく、座学との違いを痛感しています。常に学びの姿勢を忘れずに、日々成長できるよう、努力しています。
入職して１年目ということで、調剤室を担当しています。処方箋に従ってお薬の準備をしますが、なかには確認を要する処方もあり、そういった時は患者さんのカルテを開いて薬剤師の目線で確認をします。処方に誤りがあった場合は医師に連絡し、修正を依頼しますが、間違いに気づけた時は、役に立てて良かったと感じます。
入職して3カ月間は業務日誌を作成し、やったことや学んだこと、疑問点などを記載しておくと、先輩方がコメントを書いてくれます。部全体として成長を支えてくれるので、とても働きやすい環境だと思います。
将来的には専門的な分野の勉強もしたいですが、今は基礎を固めて幅広い業務に対応できる薬剤師を目指したいです。一つひとつをしっかりと積み上げ、様々な分野に携わっていきたいです。
就職先を探すにあたって必ずやってほしいのは見学に行く事です。実際に見学に行き、自分のやりたい分野について詳しく聞くことが大切です。私の場合は、当院の化学療法の取り組みで、外部の薬局と密に連携しているという部分に大きな魅力を感じました。表から見ただけでは分からない事も多いので、実際に見学に行って質問をしてみましょう。是非当院にも見学に来てください。お待ちしています。
